「歯性上顎洞炎での根管治療後について」
2017年07月16日
歯性上顎洞炎という病名をご存知でしょうか。大阪でも一昔前は稀に患者さんがいたのですが、近年では患者さんの数が減少傾向にあるので、あまり知らない方もいるかもしれません。
歯性上顎洞炎というのは歯が原因で上顎の頬にある上顎洞という部分に炎症が起こる病気で、主に歯の根から広がった炎症が上顎洞に波及して起こる疾患です。実は歯性上顎洞炎と根管治療には密接な関係があり、多くの歯科医院では歯性上顎洞炎に注意しながら根管治療を進めているのです。大阪だけでなく、全国で患者さんの報告があるので未だに注意が必要な病気です。
根管治療を行った時に歯の根の先端部から歯科材料が漏れ出てしまったり、最近が漏れ出てしまうことで歯の周囲に強い炎症が広がることがあります。このように根管治療が原因で上顎洞に炎症が波及してしまうのはごく稀にあることで、このような事態になってしまうと耳鼻科での治療では完治せず、歯科の治療によって根管治療をやり直す必要が出てくるのです。
根管治療は目に見えない部分を治療する治療法で、どうしても思わぬトラブルや想像していた事と全く異なるようなトラブルが出てくる事があり、非常に注意が必要です。根管治療後にしっかりとレントゲン写真を撮影し根の状態や治療後の歯の内部の状態を確認する事が大切です。このような対応がしっかりとできる歯科医院で治療をするように心がけてください。大阪で根管治療や歯性上顎洞炎でお困りの方は是非一度歯科医師にご相談ください。
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