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根管治療における保険診療と自費診療の違い

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根管治療における保険診療と自費診療の違い

2018年10月01日

■ はじめに

虫歯が歯の神経である歯髄に達してしまうと耐えがたい痛みに襲われます。

細菌に汚染された根管内を消毒し、根の中に薬を詰める根管治療行うことで、歯を残すことが可能となります。

この根管治療には保険診療と自費治療がありますが、同じ根管治療でも保険と自費ではどのように違うのでしょうか。

答えは、自由診療の方が圧倒的に優れていると言えます。

保険診療で安く済ませたいと思われる方もおられることと思います。

しかし、こと根管治療においては、保険診療はおすすめできません。

もちろん、しっかりとした理由があります。

当ページではその理由を解説し、根管治療における自由診療の良さを理解していただくことを目的としています。

■根管治療とは

根管治療とは抜歯を回避し、歯を残すための治療法です。

根管治療は、ひどい虫歯で神経まで汚染されている場合や、以前根管治療を行って被せ物を被せた歯の内部で再度虫歯になっている場合、アクシデントなどで歯が折れて歯の神経が露髄して細菌感染が認められる場合などに行われます。

根管内部が感染を起こすと、次のような症状が現れ出ます。

・体調が悪い時や疲れている時に痛みが出る

・噛むと違和感がある

・歯肉が腫れたり膿が溜まっている

・痛み止めを飲んでも効かない

・喉や顎が腫れてきた

神経がある歯が虫歯になり、根管内部まで虫歯菌などの細菌に汚染されてしまった場合、神経を取り除いて根の中をきれいに消毒し、セラミッククラウンなどの被せ物をセットして噛む機能を取り戻します。

根管治療はファイルという針のようなものを使って根の中の汚れを取り、消毒液で根管内を洗い流して洗浄するという治療を何度か繰り返します。

汚れを完全に取り除いたことを確認し、次は根の先端まで最終的な薬を詰めてフタをして細菌が入り込まないよう密閉します。

根管治療中は何度か通院して行い、根の中がすっかりきれいになるまで何度か分けて行う必要があります。

この根管治療をきちんと受けておくことで抜歯をせずに済む可能性が高くなります。

 

■ 抜歯せずに歯を残すことの重要性

なぜ根管治療がこれほど重要な意味を持つのでしょうか。

根管治療は、細菌に汚染された根管内部の細菌を取り除くことで無菌状態にし、再び歯としての機能を取り戻すための保存療法です。

根管治療が必要となる歯は、そのほとんどが激しい痛みを伴う状態です。

痛みはそれほどでもないが、噛んだ時に違和感がある場合も、根の中に異常が見られるケースがほとんどで、被せ物を外してみると内部が虫歯で真っ黒になっていた、というケースも珍しくありません。

歯の痛みや、真っ黒になって大きく欠けた歯を見ると、もう歯を抜きたい、あるいは抜歯をするしかないと思われるかもしれませんが、まだ諦めないでいただきたいのです。

できる限り歯を残すための根管治療を受けることで、まだ歯を残せる可能性は残っています。

 

抜歯をして入れ歯やインプラントで噛む機能は回復できます。

しかし噛む機能は回復できても、天然の歯には決してないものがあります。

それが歯の根のまわりにある「歯根膜」という薄い膜です。歯根膜は、噛んだ時の力をクッションのように吸収、分散して歯や骨にかかる力を和らげる役目を持っています。

そして歯にかかる力を刺激として受信し、脳へ伝達することでバランスを保つ役割も果たします。

この歯根膜に感染症が起きた場合、噛んだ時に痛みや違和感となって感じることで異常を察知することができます。

 

ところがインプラントの場合、人工歯根のため歯根膜というものは存在しません。

インプラント周囲炎などの異常が起きても感知することができないため、感染に気付きにくくインプラント周囲炎が進行してしまう恐れがあります。

噛んだ時の力の配分も歯根膜はコントロールすることができますが、インプラントでは力のコントロールができません。

ここが天然歯と人工歯根の大きな違いです。

 

インプラントそのものは失った歯の機能回復治療としてとても優れている治療法です。

しかしそれは歯を失ってからの話です。

天然歯は、人工歯根には絶対にない大切な機能を持っており、その機能を守るためにも歯を残す方向性で治療を進めるべきでしょう。

もちろん、どうしても保存ができないような状態の歯は早期に抜歯を行い、インプラントなどの治療へと進んでいかなければいけません。

ですが、天然歯の持つ大切な働きを守るためにもすぐに抜歯をせず、根管治療を行って歯を保存することを考えても遅くはないと言えるでしょう。

 

■ 保険診療で行う根管治療の成功率と設備

根管治療は保険診療で行うものと自費診療で行うものがあります。

どちらも根管治療であることには変わりませんが、保険診療と自費診療ではどう違うのでしょうか。それぞれの成功率についてもご紹介します。

根管治療はそもそも保険診療で行われるため、全国の保険治療を行っている歯医者で治療を受けることができます。

保険適用で行う根管治療ではレントゲン撮影を行い、病巣の原因となっている部位を確認します。

その後歯を削って虫歯部分を取り除き、根管内部の汚れを取り除きます。

このとき使う器具が「ファイル」と呼ばれる細い針状の器具で、ファイルを根管内部に入れて汚れを掻き出します。

保険診療で使われるファイルはステンレス製のもので、硬くてパワーがあります。

しかししなやかさに欠け、曲がった形状の根管などは先端までファイルが届きにくいという欠点があり、細菌の取り残しを招くことがあります。

 

そして保険診療の根管治療のほとんどが、先生の経験と勘によって治療が行われます。

暗くて狭い根管内部の汚れを完璧に取り除くことは至難の業で、患者様の根の形状によっては先端が曲がっているなど複雑なものもあります。

こうなると先生の腕だけでは限界が出てしまいます。

根管内部にほんの少しの細菌が残っているだけで再び細菌感染し、根管治療のやり直しになってしまいます。

保険診療の根管治療の成功率は50%程度と言われています。

つまり2人に1人が再根管治療を必要としている結果は、保険診療で行う根管治療の限界ということを物語っていると思われます。

 

■ 自由診療で行う根管治療の成功率と設備

では自由診療の根管治療はどうでしょうか。

行う治療過程は保険診療と大きく変わりません。しかし保険診療と自由診療の大きな違いは、設備です。

根管治療を成功に導くためには保険では使うことができないCT・マイクロスコープ・ラバーダムを使用することが大きなポイントです。

この三点は根管治療をお受けになる方ならぜひとも覚えておいていただきたいキーワードです。

CTは立体的に画像を映し出すため、レントゲンでの平面画像ではわかり辛い根の形状などもしっかりと確認することができます。

マイクロスコープは歯科治療用の拡大顕微鏡で、暗く狭い根管内部を治療する際には欠かすことができません。

目で確認しながら治療を行うことで、細菌の取り残しはもちろん、レントゲンでは気づかないような歯のヒビなどを発見することもあり、トラブルを未然に防ぐことができます。

ラバーダムは治療する歯以外の部分を覆う防水シートです。

根管治療では細菌や水分の侵入に細心の注意を払いながら治療を進めていかなければいけません。

ラバーダムは、治療する歯だけを露出させ、水分や細菌が入り込まないように防御する働きがあります。

またファイルなどの細かい器具がお口の中へ落下するのを防ぎ、安心に治療を進めるための役割も持っています。

 

CTやマイクロスコープ、ラバーダムを使い、専門医が時間をかけて丁寧に行う自由診療の根管治療の成功率は、保険診療とは比較にならないほど成功率が高いと報告されています。

例えば根管治療の成功率を上げるためのラバーダムは、2008年に保険適用外となったため、保険診療のみ根管治療を行っている歯医者で使用しているところはほとんどないでしょう。

なぜなら、保険診療でラバーダムを使用する場合は、歯科医院にとってかなり赤字となってしまうからです。

自由診療ではこのような制限がなく、治療で使う薬剤も保険のものより質が高いものが使われます。

以上のことからわかるように、保険診療と自由診療では根管治療の成功に大きな差が出るのです。

■ 費用に対する考え方

自由診療の根管治療は自費のため、費用はどうしても高くなってしまいます。

費用面だけ考えると保険治療の方が断然魅力的でしょう。

 

ここで活用していただきたいのが、医療費控除の制度です。

医療費控除とは、その年の1/1から12/31までの間に10万円以上の医療費を支払った場合、税務署へ申告することで一定の所得控除を受けることができる制度です。

もし申告し忘れていても5年前まで遡って医療費控除を受けることが可能です。

自費で根管治療を受けた際、この医療費控除制度を利用することで治療費の一部が戻ってくる可能性が高いため、ぜひ利用するとよいでしょう。

その際領収書が必要になるため、捨てずに取っておいてください。

自由診療の根管治療は、根管治療の専門医が行う質の高い治療です。

費用が保険に比べて高くなる反面、保険では使うことができない設備や器具などを使って専門医が丁寧に行う治療で、大切な歯を少しでも長く保存させるようにしてみてはどうでしょうか。

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